ハンズ通信2021年12月

今年も残すところ、あとわずかとなってきました。

お店では、もうお正月飾りが売られてきていますね。

お正月といえば、お餅を食べる方が多いのではないでしょうか？

我が家では、先日、上棟式を行った際にできたお餅が冷凍庫で眠っています。

子どもがお餅好きなのですが、詰まらせないか不安で、私はチョコ餅にして小さくしています。餡があることで滑りもよくなります。

 

お餅はのどに詰まらせるから怖くて・・・という方もいらっしゃいますが、食べ方や、詰まらせたときの対応方法を知って安全に美味しく召し上がってみてください。

 

 

◆お餅の調理工夫

・あらかじめ一口大に切っておく

・大根おろしや納豆をまぶす

・先に汁物やお茶、ゆっくりかんで唾液と混ぜる

・食事に集中する

 

◆詰まった時の対処

（意識がある場合）

・咳をさせる

・背部叩打法　

　うつむき加減にした患者の背中を布団叩きのような勢いで叩く。青あざが残りかねないぐらいの叩いてください

・腹部突き上げ法

　背中側に立ってお腹周りに手を廻し、利き手をグーにして拳の親指側を臍の上にスライドさせる

 

上記の方法は、とても力が必要です。力に自信のない方は、慌てず、咳き込みを繰り返しながら上半身は起こしたまま救急車を呼びましょう。

よく、喉に物が詰まったりすると、水を飲む方が多いですが、お餅は、水を飲む事でさらに奥に行きとりにくくなることがあるので、お気を付けください。

 

 

意識がなく、顔色が悪い場合は、すぐに救急車を呼びましょう。