訪問看護ステーション ハンズ アーカイブ

風薫る5月、と言うように5月は良い季候のはずですが今年の大分は連休からずっと雨が多くて残念です。

私としてはお休みの日にからっと晴れてほしいのですが。

もう一つすっきりしないことが今年の報酬改定です。

皆さんご存じのように今年2024年はトリプル改定といわれ、医療・介護・障がい福祉の報酬改定等がありました。

利用者の皆様には大変申し訳ありませんが、6月から値上がりとなる方が多いと思います。

訪問中の方には文書等でお伝えしつつあるところです。本当に申し訳ありませんが、どうぞご了解頂けますようよろしくお願いいたします。

この改定への対応にバタバタとしていましたが、最近の改定にはすこし傾向があるように思います。

加算の値ですが、各訪問看護ステーションがどの程度体制を整えているか（人員や訪問以外の事業も実施しているか）で変わるようです。

当方も2月に『訪問看護体制強化加算』を申請した身で言いにくいのですが、今回改定でも24時間体制の訪問看護を行う事業所に加算の区別化が発生しているのですが、それは同じケア、訪問を行っても事業所の人数や経営の余裕があるかどうかによるところが大きい事がはっきり出てきました。

介護保険が始まった当初は介護報酬（利用料）は原則一律でしたので、隔世の感があります。

事業所の差別化や大型化を推し進めるというのもわかるのですが、小さい事業所は生き残れるのかなあと複雑な心境です。

ともあれ、看護のケアについてはこれまで以上に研鑽を積み重ねてゆきますので今後もハンズをよろしくお願いいたします。

また今回の改定中の要件として、運営規程と診療報酬DX情報活用加算を算定する旨をホームページ上に掲示することとなりました。

ハンズ通信 2024年5月その①