令和3年 介護保険改訂についてお知らせ

お知らせが遅くなりました。

 

令和3年4月からの介護保険についていくつかの改訂があります。

 

Ⅰ　まず基本報酬ですが、新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価として　全介護サービスについて0.1％上が乗せされます。

下の表のようになります。

 

	現行	改訂後	現行（介護予防）	改訂後（介護予防）
20分未満	312単位	313単位	301単位	302単位
30分未満	469単位	470単位	449単位	450単位
60分未満	819単位	821単位	790単位	792単位
90分未満	1,122単位	1,125単位	1,084単位	1,087単位

 

Ⅱ　退院退所当日（ショートステイ：短期入所も含む）の訪問看護についてはこれまで

「厚生労働大臣が認める状態」の条件に該当する方のみでしたが、主治医が必要と認めれば訪問看護を当日利用できるようになりました。

 

Ⅲ　看護体制強化加算の見直しが行われ、加算申請できる条件の変更が緩和される一方、単位数は減となりました。

（ハンズでは今のところ算定なし）

強化加算(Ⅰ)　600単位／月　→　550単位／月

強化加算(Ⅱ)　300単位／月　→　200単位／月

介護予防　強化加算　300単位／月　→　　100単位／月

 

Ⅳ　サービス提供体制強化加算の見直しも行われました。ハンズは変更なし6単位/回です。

• 勤続7年以上の者が30％以上の事業所　6単位/回
• 勤続3年以上の者が30％以上の事業所　3単位/回

利用単位としては以上ですがこれ以外に事業所にはいくつか義務事項が課せられることとなりました。

　ａ感染症対策への取り組み

　ｂ感染症や災害時でも必要なサービスが継続的に提供できる体制を構築すること

　ｃハラスメント対策の強化　

義務事項についてはこれから積極的に取り組んでゆきます。

さらに書類の取り扱いで今後徐々に電磁的扱い（紙ではなくデジタルを利用する扱い）が認められてゆくことになりそうです。この1年でオンラインの方法がどんどん社会に広まってきた影響を受けて世の中も変わってゆくんでしょうね。

今後もハンズをどうぞよろしくお願いいたします。